アストロマップで「キー天体」を知る〜生き方の癖やテーマを知る旅〜

アストロマップをやっていて、面白いなと思うのは、人それぞれ、惹かれるラインや、縁のあるラインが違うこと。

一般的には、太陽や木星が一番使いやすく、ラッキーラインといえば、まず見たくなるのがこの二つですが、実際にたくさんの人のマップに関わらせてもらって実感するのは、そうとも限らんよね、ってこと。

自分でアストロマップが見れる人は、ぜひ、ご自身のマップを広げてみてください。
自分が惹かれる場所、行ったことのある場所、縁のある場所、それらに共通項はないですか？

そこをマップのいろんな観点から注意深くみていくと、惹かれる場所は、なぜかいつもこの天体と関わりがあった！とか、傾向が見えてくることがあります。講義でもいつもこの話はしていて、生徒さんたちもやっぱりご自身で傾向を見つけ出されたりするんですね。

そのように、よく惹かれる場所やご縁ある場所に共通する天体は、ご自身の「キー天体」の場合が多いです。
それをよく使うっていうのはどういうことなのか。
何を自分は刺激することになるのか。
そんなことを、考察していくと、自分の生き方の癖や、人生のテーマなんかも見えてきます。

水星のラインに何かとご縁があるなら、それは、学ぶことに喜びを覚えるタイプなのかもしれないし、言葉というものを使って表現していくことをテーマとして持っているのかもしれない。

そして、もう一つ。その天体が自分のホロスコープの中において、どういう役割を果たしている？
慣れてくると、そんな深いところまで考察できてしまうのが、アストロマップの醍醐味なんですよね。

一般的には、避けた方がいいよと言われる破壊と再生の天体・冥王星のラインの場所にばかり縁がある人もいます。
一瞬たじろいでしまう人も多い冥王星ラインですが、これがキー天体になってる人は、大抵において、ご本人に覚悟も勇気を奮い立たせる力もあり、大きな物事を成し遂げる力を持った人です。

あなたは、どの天体ラインとよく関わりがありますか？

そんな視点からもぜひ、ご自身のホロスコープを見直してみてくださいね。見慣れたホロスコープが、また新たなドアを開いてくれますよ。