夜空の月が大きくまん丸になる時。それが満月。

太陽と月がちょうど向かい合う形となり、太陽の光を、スポットライトの中に入るように遠くで受け取る。
満月には、願い事が成就したり、実りを受け取る豊かさのエネルギーが満ち溢れています。

では、あなたは「受け取る準備」はできていますか?
満月の日に受け取るのは、自分が蒔いた種の結果です。

どんなものであれ、必ず原因があって結果が続く。
一つの「結果」を見せてくれるのが満月の力だとしたら、 あなたはそれを素直に受け取れているでしょうか?

結果として出ているのに、これは違うと押し除けたり、 もしくはせっかくの成果が出ているのに気付かずないがしろにしていませんか?

満月の日は、ゆったりと豊かさを味わうのがおすすめと言われます。
例えばゆっくりとお風呂に入るだとか、 美しいアートに触れにいくだとか、 友人たちとのパーティーなどもいいですよね。

この行動の真の目的は、自分がどんな豊かさを受け取っているのを感じる、 そのことで喜びで心と体を満たす。というところにあります。

そして、堪能しきったら、その豊かさを纏った自分で、 次のステージに向かう準備をする。

そのためには、手放す必要があるものもあるし、 修正・改良が必要なものもある。 寝かせて熟成させたいものもあるかもしれない。それらは全て、「堪能」仕切ったから、「受け取り」きったからできること。

自分が思っていなかったような嬉しくない結果が出た。 これもまた実りのうちの一つです。
感情が揺れ揺れで辛い。 これもまた、今まで蓄積していたものの結果として、 今自覚できる形で出てきてるだけ。

満月は、私たちが「自覚」「受け取り」しやすくするために、 そこにあるものを「増大」させる力があります。楽しい!も倍増するし、 辛い、悲しいも倍増する。

これらを、押し除けたり、無視すると、 「堪能」できていないので手放すことも、改良することも、 仕切り直すことも難しくなります。

満月は、あなたを優しく照らしてくれます。

その光は癒しの力。 豊かさの力。

満月は受け取りの日。実りの収穫の日。

惜しみなく注いでくれる、そのスポットライトのような豊かさの光の中で、 全てはあらわになります。

あなたが何の種を蒔いたのか、しっかりと受け取りきる日にしてください。自分にとって嬉しいことも、そうでないことも。そうすることで、未来への展開はゆっくりだけど確実に変わっていきますよ。