蟹座は、北半球の季節では初夏のシーズンにあたり、
ここから暖かさに勢いが出てくるところに対応しているサインです。

心の成長を育む

そんな蟹座は、心を暖かくし、育んでいくことが得意なサインです。

自分の中の大切に守りたい「気持ち」を見つけ、その存在があっていいんだ、と周りに受け止めてもらい、それを大事に大事に、時には思い込み強く育てていく。

光り輝いてく太陽を、大切に育てているような、そんな季節のイメージともぴったり重なりますよね。

だから、蟹座は、自分の想いを、誰かに共感してほしい。
誰かの想いに共感したい。


「そうだよね、それが大事だよね。」

「それでいいんだよね。」

「私のこの想い、持ってていいんだよね。」

「何をやっても受け止めてくれる人がいる。」

「帰る場所がある。」

「あなたはそれでいいよ」って言ってくれる人がいる。


自分の居場所があって、自分の想いを認められ、守られてこそ、暖かく強い心は育つ。
そんな成長段階を、受け持っているのが蟹座です。

他者との繋がりを作る

蟹座は12サインの4番目のサインとなり、個の主体性だけでなく、身近な集団やコミュニティに属していきたい、という気持ちも芽生えるサインです。
気持ちをわかって欲しい、分かりたい、というのも、この「属したい」という部分の現れとも言えます。

ただ繋がるだけではなく、心と心で繋がろうとするため、出来上がる関係性は、とても家族的
私たちが属し守りたい一番小さなコミュニティは家族なので、そんなところから、蟹座のキーワードには、家族、母性、といった言葉が並びます。

周りの人の気持ちを察知することが得意なため、流行にもとても敏感で、察知したものを、人の心に届く言葉や形で、表現をしていくことも上手です。

しかし、この「人の気持ちを察知する」力は、些細なことにも敏感に反応し、とても傷つきやすいという側面も生みます。


蟹座シーズンに取り組むといいこと

そんな蟹座の特性が、応援されやすくなる蟹座シーズンには、「心・感情」「家族」「家・居場所」などに関わる調整をするのにお勧めです。

  • 家の模様替えをして、家族それぞれが「自分の居場所」と思えるスペースができるよう整える。(自分の快適な居場所を作る)
  • 家族で一緒に過ごす時間を優先的に取るようにする。
  • 自分の「気持ち」「感情」を素直に受け止めてみる。

など、自分自身、近しい人たち、家空間に、愛を注ぐような気持ちで、お手入れしてみてください。
空間で言えば、キッチンやバスルームなどを整えるのもお勧めです。

蟹座パワーをさらに高めたい時には

蟹座は、「胃」などの内臓にも関係するとされ、『お腹が空くと機嫌が悪くなる』という特徴もあります。

そんな蟹座さんのパワーを盛り返したい時には、お漬物や味噌などの発酵食品や、昔から食べ馴染んだ自分にとってのソウルフードなどを、積極的に食事に取り入れてみましょう。

家での一人時間を楽しむ事も蟹座パワーを受け取るのに有効です。
ダラダラと映画をカウチに寝そべって鑑賞、本を読みながら長風呂、といった時間はじわじわと内側から力を育ててくれます

白や、乳白色、シルバー、なども蟹座の代表的な色です。
服や小物に取り入れるのもお勧め。
お風呂に入る時や、部屋に香りを漂わせたい時には、カモミールなど、柔らかい香りがお勧めです。

蟹座さんへ・ちょっぴり元気がなくなったら試して欲しいこと

仲間を思いやる気持ちが強く、母親のような安心感と馴染み感を、人に与えることができる蟹座さん。
面倒見もいいし、人当たりもいいから、社交的なタイプの印象も醸し出します。

でも、実は臆病で、人見知り。
まるで蟹が岩場の影から覗き見するように、周りの様子を確認しながら、どんな行動をとればいいのか考えてます。

落ち込むようなことがあったら、ささっと岩場に隠れ、なんなら殻に閉じこもる。
本当に落ち込んじゃった時には、外に出れなくなってしまう。

そんな時には、誰か一人でいいから、あなたの心のうちを聞いてくれる人に連絡して。
面倒見はいいのに、意外と人には頼れない部分もある蟹座さんだけど、普段から培ってきている人望は自分が思っている以上に厚いのです。

「分かるよ、そんな事もあるよね」
そんな風に話を聞いてもらってるうちに、あなたの心もどんどん軽くなってくるはず。

元々が、日常の些細なことから喜びをたくさん見つけられる蟹座さん。
心が解けてきたら、落ち込んできたことも、その中に潜むユーモアに焦点が当てられるようになり、気づけば、友人と一緒にその話をネタに笑ってる。
そんな風に、気持ちが上向きに元気になっていくのを、感じることができますよ。

蟹座の時期って?

蟹座の時期とは、一般的には太陽が蟹座に入る夏至の日から、約1ヶ月間。

新月が蟹座というところからカウントする場合は、次の新月までの間も蟹座の影響が強い期間です。
次にやってくる獅子座の季節に、思い切り大胆に自分を押し出していくためには、蟹座の季節で「心」を育てていくことが、とても大切。

蟹座シーズンには心育て
ぜひ、意識してみてくださいね!