ドラゴンヘッドやドラゴンテール、それに関わる日蝕占星術の話。
ここ最近そんな記事が続いています。

このシリーズ(?)の締めくくりとして、
「ドラコニックチャート」というものを取り上げてみたいと思います。

ドラコニックチャートとは、魂が今世で進みたいと望んでいる方向のポイントを示すものである「ドラゴンヘッド」に焦点を当て、自分のドラゴンヘッドに向かうために、どうしていけばいいの?
みたいなことを詳しく掘り下げていけるチャートです。

*ドラゴンヘッド&テールのことをもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

通常のホロスコープリーディングとは違い、物質世界的なことではなく、高次の次元から見た魂のテーマ、深層にあるものなどが浮き彫りになってきます。

ドラコニックチャートを読んでいくことで、魂のリーディングのようなことができる、というイメージです。

ドラコニックチャートを読む時には、自分のネイタルでのドラゴンヘッドが指し示す方向はどこなのか、ということも考慮しながら読んでいくと、より立体的に解釈ができるようになりますよ。

ドラゴンヘッドのチャートはどんな仕組みになっているのか?

ネイタルのドラゴンヘッドのサインや度数がどこにあるかに関係なく、ドラゴンヘッドの位置を牡羊座の00度の位置に持ってきたもの。これがドラコニックチャートです。

この際、チャートの中の全ての天体たちも、それに伴い、同じ度数分、移動します。

つまり、全てのチャートの天体たちの配置はそのままに、ただ位置だけをぐぐぐっとダイヤルを回すように、ドラゴンヘッドが牡羊座の0度になるところまで動かす。

当然ながら、チャートの見た目は全く変わらないのに、よく見るとサインや度数が違う場所にある、ということが起こります。

ドラゴンヘッドをスタートの起点とした時に、そのチャートはどのような動きをするものになるのか。
ということを読んでいくわけです。

だから、自分のネイタルチャートの中のドラゴンヘッドの性質を踏まえて読んでいくといい、ということになるんですね。
なぜなら、それが起点となっているから。

このチャートを読むことで、自分の使命に向かっていく(ドラゴンヘッド)時に、どのように向かう計画を魂は立ててきたのか、というようなことが分かります。

高次の魂からのメッセージを読み解くようで、ドキドキしますよね。

ドラコニックチャートをさまざまなリーディング技法に使うことができますが、その中でも、相性図を見てみることは、ロマンを感じる楽しいひと時になるのではないかと思います。

ドラコニックチャート同士で相性図を出してみると、出生図では見れなかった天体同士の関わりなどを発見することがあり、地上レベルではなく魂レベルでの繋がりが見えてくるのが面白いです。

出生図で見ると、縁がそんなに見えないけれど、魂レベルでこんなに繋がってたんだ、という発見をするかもしれませんよ。

ドラコニックチャートの出し方

通常のホロスコープチャートを出す際に、「Zodiac」の項目のところ(通常は「Tropical」を選択してあるところ)を、「Draconic」に変更するだけでできます。

*ほとんどのソフトで出せるはずですが、「Draconic」の選択肢がないソフトは、ドラコニックチャートは出せません。
無料サイトのAstrodienstAstroseek などでは出せるはずです。

出生図とドラコニックチャートがあまり変わらないケース

元々の出生図で、牡羊座の0度近くにドラゴンヘッドがある方は、当然ながらドラコニックチャートを出しても出生図とほとんど変わりません。

そのような方達は、魂の計画と現世での動きに、乖離がない方々、ということを指し示してくれていると言えます。

ご自身のドラゴンヘッドから魂の望み、使命を知った後には、ドラコニックチャートで、そこに向かう旅を紐解いてみるのはいかがですか?

自分で読むのはなかなか、という方は、セッションでお伝えすることもできますので、お申し込みの際にお知らせくださいね。

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